Step5 utaukeのダウンロードとインストール、機能拡張

このページでは、耳ロボPさんが公開している「utauke」の導入手順と、機能拡張について紹介します。

utaukeについて

作曲でも、Mixでも、お絵かきでも、動画編集でも、
作業が早い人はショートカットキーを使いこなしている場合がほとんどです。
UTAUにも、以下のようなショートカットキーがあらかじめ設定されています。
※他にもあります。

Ctrl+W 始音から終音まで選択
Ctrl+E ノートのプロパティ
Ctrl+R 休符の挿入
Ctrl+T ピッチコントロール
Ctrl+Y エンベロープ
Ctrl+U ノート結合
Ctrl+A すべて選択
Ctrl+S 保存
Ctrl+F リストから挿入
Ctrl+G 原音の設定
Ctrl+H 鉛筆モード
Ctrl+Z アンドゥ
Ctrl+Shift+Z リドゥ
Ctrl+X 切り取り
Ctrl+C コピー
Ctrl+V 貼り付け
Ctrl+B 1個前のノートを選択
Ctrl+N 1個後のノートを選択
Ctrl+L 以降のノートをすべて選択

しかし、ここまでのページで様々な機能拡張を行ってきたため、
上記のショートカットキーだけでは作業の効率化を図ることができません。

utaukeは、UTAU用プラグインへのショートカットキーの割り当てを実現してくれるソフトです。

導入方法

ダウンロード

1. 耳ロボPさんのサイト(blog-entry-207.html)から「utauke ver.1.4」をクリックします。

※画像よりも新しいバージョンがリリースされている場合は、そちらをダウンロードしてください。
2. ダウンロードサイトにつながるので、「http://utauke-1.4.zip」をクリックし、ダウンロードします。

インストール

1. ダウンロードした「http://utauke-1.4.zip」を解凍します。
2. 解凍した「utauke-1.4」フォルダを任意のフォルダに移動します。
(このページでは分かりやすいように「UTAU」フォルダの配下に移動します。)

これでインストールは完了です。

インストール完了後のフォルダ構成
UTAU
├plugins
│├autoren160
│├copy
│├pastespecial
│├plugin
│├suffixselector
│└suppinex
├utauke-1.4
│├plugin.txt
│├README.txt
│├utauke.ahk
│└utauke.exe
├res
├voice
├$read
├fresamp.exe
├moresampler.exe
├program.txt
├readme.txt
├resampler.dll
├resampler.exe
├resampler_setup.exe
├setting.ini
├shareware.txt
├utau.exe
├utool.dll
├wavtool.exe
├wavtool2.dll
└wavtool4vcv.exe

※.exeや.dllと書かれたファイルが見つからない場合は、拡張子を表示するように設定してください。

拡張準備

ここでは、UTAU用プラグインにショートカットキーを割り当てるための準備を行います。

1. 「UTAU」フォルダの中にある「plugins」フォルダを開きます。

2. 「autoren160」フォルダの中にある「plugin.txt」を開き、
「name=連続音一括設定」の最後に「(&B)」を書き足してから保存(Ctrl+S)します。

3. 「pastespecial」フォルダの中にある「plugin.txt」を開き、
「name=クリップボードから形式を選択して貼り付け」の最後に「(&V)」を書き足してから保存(Ctrl+S)します。

4. 「plugin」フォルダの中にある「plugin.txt」を開き、
「name=エンジン選択 (Select engine)」の最後に「(&W)」を書き足してから保存(Ctrl+S)します。

5. 「suffixselector」フォルダの中にある「plugin.txt」を開き、
「name=プレフィックス/サフィックス選択プラグイン」の最後に「(&F)」を書き足してから保存(Ctrl+S)します。

6. 「suppinex」フォルダの中にある「plugin.txt」を開き、
「name=拡張すっぴんプラグイン」の最後に「(&S)」を書き足してから保存(Ctrl+S)します。

拡張方法

utaukeはAutoHotKeyというソフトで作られています。
AutoHotKeyをダウンロードし、設定ファイルを編集することで、
ショートカットキーを自由に変更することができます。

AutoHotKeyのダウンロード

1. AutoHotKeyの公式サイト(https://autohotkey.com/)にアクセスし、緑色のバナーをクリックします。

2. 水色のバナーをクリックし、AutoHotKeyのインストーラをダウンロードします。

AutoHotKeyのインストール

1. ダウンロードしたAutoHotKeyのインストーラを実行します。
2. 「Custom Installation」をクリックします。

3. ①64bitOSを使っている場合は「Unicode 64-bit」、②32bitOSを使っている場合は「Unicode 32-bit」をクリックします。

4. デフォルトのインストール先がC:\Program Files\AutoHotKeyになっているため、「Browse」をクリックし変更します。

5. 「Next」をクリックします。

6. 「Install script compaler」と「Separate taskber buttons」のみにチェックが入っていることを確認し、「Install」をクリックします。

7. 「Exit」をクリックします。

インストールは完了です。

インストール完了後のフォルダ構成
AutoHotkey
├Compiler
│├Ahk2Exe.exe
│├ANSI 32-bit.bin
│├AutoHotkeySC.bin
│├Unicode 32-bit.bin
│└Unicode 64-bit.bin
├AutoHotkey Website
├AutoHotkey.chm
├AutoHotkey.exe
├AutoHotkeyA32.exe
├AutoHotkeyU32.exe
├AutoHotkeyU64.exe
├Installer.ahk
├license.txt
└WindowSpy.ahk

これで、前回までに導入したUTAU用プラグインにショートカットキーを割り当てる準備が整いました。

ahkファイルの編集

1. 「utauke-1.4」フォルダを開きます。

2. utauke.ahkを右クリックし、[プログラムから開く(H)]をクリックします。

3. 「ほかのプログラム」の中から「メモ帳」を選択し、[OK]をクリックします。

4. 「メモ帳」エディタ内で全選択(Ctrl+A)し、以下の内容をコピー&ペーストします。

5. 上書き保存(Ctrl+S)し、メモ帳を閉じます。

コンパイル

1. AutoHotKeyをインストールしたフォルダの中にある「Compiler」というフォルダを開きます。

2. Ahk2Exe.exeを開きます。

3. Ahk2Exeウィンドウの中に先ほど上書き保存したutauke.ahkをドラッグ&ドロップします。

4. 「> Convert <」をクリックします。

スタートアップに追加

1. utauke.exeを右クリックし、[ショートカットの作成(S)]をクリックします。

2. 作成したショートカットを以下の階層に格納します。
C:\Users\<アカウント名>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

※アカウント名が分からない場合は、スタートメニューから確認できます。

これで、UTAU用プラグインにもショートカットキーを割り当てることができました。

【新たに割り当てたショートカットキー一覧】
Ctrl+N 新しいプロジェクト
Ctrl+O プロジェクトを開く
Ctrl+Shift+S 名前を付けて保存
Ctrl+Shift+I インポート
Ctrl+Shift+E エクスポート
Ctrl+Delete 削除
Home 先頭へ移動
End 最後へ移動
Ctrl+Shift+R レンダリング
Ctrl+Shift+P プロジェクト設定
Ctrl+Shift+G 原音設定
Ctrl+R 拡張すっぴんプラグイン
Ctrl+B 連続音一括設定
Ctrl+W エンジン選択 (Select engine)
Ctrl+F プレフィックス/サフィックス選択プラグイン
Ctrl+C クリップボードへコピー
Ctrl+V クリップボードから形式を選択して貼り付け
Ctrl+D SuffixBroker
Windows+U UTAU起動または最前面に移動
Ctrl+H ショートカットキー一覧を表示
Ctrl+Alt+R utaukeスクリプトの再読み込み

もちろん、前回導入したUTAU用プラグイン以外を導入した場合も、
上記の手順で自由にショートカットキーを割り当てることができます。

このページの情報は以上です。

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